「イフドウ」 ~if道とは迷うことに見つけたり~ 「サラリーマン」と「資格就職」別々の人生を歩む同世代の若者の人生比較・対決を描く。
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サラリーマンオーガナイザー
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/07/07
職業:
営業マン
趣味:
イベント企画・運営
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今回会計士として働き始めてから、出会ったおもしろい!?お客さんの話をします。


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←応援よろしく!!

 
働き始めて3社目のクライアント先でのこと。
業種は水産加工系の会社先でありそこの経理部長のことである。


会計士業界では一般的に新人が貸借対照表の中の現金を担当することが多い。

(現金を担当するとは会社の監査を行うにあたり現金勘定に適切な数字が計上されているかを検証するのである。)


そして某水産加工系の会社に行った私も現金を担当したのである。
現金の監査手続は非常にシンプルであり実際に会社にある現金を会計士が数えるのである。


当然私もその会社の現金を数えた。実際に数えた所、会社の3月31日(日本の会社の一般的な決算日)付の現金は523,678円であった。


しかし、会社の帳簿を拝見した所、帳簿上の現金は573,678円であった。即ち実際現金の金額の方が帳簿上の金額よりも50,000円少ないのである。


そこで経理部長に何故帳簿の金額と実際の金額が異なるのかを質問した。
すると経理部長(年齢は50歳くらい)は


「なんでだろ~なんでだろ~ね、」

と理由が分からないかのような振りをする。


しかしその会社では金庫(現金は金庫に入っている)のpasswordを知っているのは社長と経理部長しかしない。
私も新人なのでいきなりクライアント先の社長を疑う訳にはいかず粘り強く経理部長を問いただした。


「あなたが分からない訳はないでしょう~!!」


「いや、本当に分からないんですよ~、泥棒でも入ったのかな??」
 

「仮に泥棒が入ったとしても50,000円だけ盗るとはセコすぎますよ、どうせなら全額盗るでしょ!!」



「他人を気遣う泥棒ですかね、ハッッハッハッハ(笑)」


「笑えねぇ……」(私の心の発言)
 

このような押し問答が10分くらい続き、とりあえず次に伺う時までに原因を解明するようお願いしてから
その日は帰った。
 
そして後日再び伺った時に経理部長が以下の回答をしてきた。


「いや~会社の飲み会代で50,000円払ったのを経理処理するのを忘れてまして、
それが原因で金額が一致しなかったんですわ~」


 
私も経理部長の発言を鵜呑みにする訳にも行かず、他の従業員に事情聴取を行いその結果と経理部長がみせてくれた疑惑付の飲み代の請求書との整合性を図ろうしたがどうも整合性が確認できない。

そこで思い切って経理部長にカマをかけた。(本来、このようなことはリスキーすぎてできないがこの一件にかんしては自信があったので思い切ってみた。


「○○さん(経理部長の名前)、あなた私的に50,000円使ったでしょ!!」
 
 
 
すると経理部長は今までにみたことない真剣な眼差し
(後にも先にもこんな真剣な眼差しは他に私はみたことがない)
こう言ったのです。
                            
                             

 
「先生!!!!

 見逃してくれませんかね!!!」

   (経理部長渾身の発言)
 

 
結果的に彼はクラブの女の子と飯を食べに行きその食事代を会社の金庫から捻出したのである。


後日再びその会社に伺ったがその経理部長の姿が見えなかったのは言うまでもない。


彼は今、どこで、何をしているのだろうか。何となく気になりながら今を生きている私です。


↓↓ご質問等ございましたら、ご気軽にCOMMENTしてください。↓↓
↓↓要望等もOKです。↓↓
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これから2週にわたり、二人に同じ10個の質問に答えてもらいます。

今週は、公認会計士の先生編です。

キーワードは「働く環境」「プライベート」「精神面」です。

働く環境について
1、    
平均出社時間・退社時間は?
会社の規定勤務時間は午前9時半~午後5時半(当然昼休として1時
間休憩があることから7時間勤務であり一般の会社よりも1時間短い)
但し第1回ブログでも書いたように時期によって忙しさは異なり暇な時期
は午後5時半にピッタリ帰る日もあれば2~3週間毎日休み無しの終電
帰りの時もある。
年間を通じて考えると出社時間は午前9時半だが帰宅
は午後9時くらいである。

2、     年間の休日について 
基本的に土日は休みである。但し2.でも書いたように時期によっては全
く休みという概念が無い時期があり1ヶ月に1日くらいしか休みがないもと
もある。

3、     接待・飲み会
基本的に接待はすることもなければされることもない。(昔はよく接待を受けたらしいが今の時代はほとんどない)会社の飲み会もほとんどない。(クライアントによって一緒に働くメンバーが異なることから会社の人との付き合いも一般の会社と比べて付き合いは浅い)

4、     保障・補助
保障・補助・手当はゼロ。家賃手当もなければ寮もない。よって実際の使えるお金は給料ほど多くはない。

5、     職場の雰囲気
職場は基本的にクライアント先の会議室等を一室借りてそこに閉じこもり作業を行う。よって職場の雰囲気というよりもチームメンバーの雰囲気が全てでありチームの上の人のキャラによってそこの雰囲気が楽しくもつまらなくもなる。

プライベート
6、    
休日の過ごし方
土日の内、片一方は勉強や読書、1週間分の掃除・洗濯をするもう一日は買い物、飲み会等で外にでる。

7、     合コンのうけ
合コン受けは良い。資格をもっているということで安定感、安心感があるのだろうか!?しかしやはりそのような視点で男をみるのはそこそこの年齢の女性(27,8以上)の為、20代前半の男はあまり本気にされないことも

8、     キャバクラ嬢へのうけ
学生時代とまったく変わらない。即ち公認会計士だからといってモテる要素はない。そもそもこの職業を知らない女の子が多い。

精神面
9、    
仕事の良いところ
残業がかなりつけやすい。しかも1ヶ月の制限がなく、時期によっては基本給の2倍貰う月もでてくる。
又、強制の飲み会等が一切なく、そういった付き合いが苦手な人にはいいかも。

10、     仕事の悪いところ
終了時刻が不明確な為、健康診断に引っかかる人は多いし自分も良好とはいえない。
又、「監査」という職業あまり仕事で感謝されることが少ない。(会社の規模等により法律で「監査」を受けなければならないと定められていることからクライアントの自発的なニーズに基づき「監査」を行う訳ではない)

以上、見ていく限り、仕事としては、具体的な成果が見えにくく、また社内業務が多いようです。

プライベートでは、特に派手ではなく(人によるかも)普通の生活をしている模様。

倍率30倍以上の狭き門を突破し、高給を得て、華やかな面もありますが、色々と大変な面もあるようですね。

次回はサラリーマン編です。同じ10の質問に対してサラリーマンはどのような答えが返ってくるのでしょう。

~if道とは迷うことに見つけたり。~
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